もともと夫婦共々、大の犬好き。 その二人が、コーギーの存在を初めて知ったのは、かの有名な「午後の紅茶」のCMだった。

　小泉今日子の側らで、足を後ろに放り投げてフセる姿に、二人とも一発ノックアウト。 「あの冗談みたいにカワイイ犬は一体何と言う種類の犬？」というのが二人の当面の話題となり、 とにかくインターネットで検索しまくり、 ようやく「ウェルシュ・コーギー・ペンブローク」という犬種ということが判明した。

　その頃はまだ結婚していなかったのだが、この事件(?)以降、 「結婚したらいつかはコーギー」を合言葉に、結婚への道を爆走することになる。

　それで、結婚後すぐにコーギーを飼い始めたかというと、社宅(賃貸)暮らしのためペットはNG。 但し、それでもコーギーの置物やコーギー本等をコンスタントに購入。 「いつかはコーギー」を合言葉に、夫婦共働きで頑張る毎日であった。

　その状態のまま、結婚して３年。我が家に転機が訪れた。父人が花粉症のつらさ (注：社宅の近くが杉山で、そりゃ花粉の量が半端じゃないんです) に耐え切れず、マンション購入を決意したのである。

　物件を数件見て回ったのだが、いつの間にやら二人の第一の条件は「ペットOK」にすり替わり、 「ペットOK」だったら、花粉が多少飛んで来ようが構わない…というのが暗黙の了解になってしまった。 (本末転倒？)

　結果、ペットOKで花粉も少なそうな場所(^^; ホッ)のマンションを購入。かくしてコーギーを迎え入れる準備は、着々と進められていくのであった。